治すとは?

 

よく、病気を治す」症状を「治療する」などと言う。

その前提は、病気や症状は治すべき「悪いもの」という考え。

でも、本当にそれは間違いないことか?

 

医療の役割は、病気を「治す」こと、それが当たり前のよう。

 

でも、症状は薬で抑えたが、生活する体力や気力が奪われたり、

手術や化学治療は繰り返すほどに、悪化して寿命を縮めたり、

そんな事例が多すぎる。

 

医療は、人を本当に健康にしてるのか、大いに疑問を感じる。

不調があれば、すぐ病院で「治してもらおう」が現代の風潮。

 

早期発見、早期治療、そのため健診や社会的な啓蒙・・・

誰もが良いことだと信じているが、真実は果たしてそうだろうか?

 

そもそも、生命体の「不調」?を外的に「治す」って、可能なの?

「治す」のではなく、「治る」のを手伝う、本来の治療ではないか?

 

生命体は、本質的にバランスを維持・回復する自己治癒力を持っている。

「不調」は、バランス回復の働き(プロセス)であり、「悪」ではない。

 

「不調」を部分的に「治す」働き掛けこそ、マイナス効果を生むのでは?

だから、「病気」や「症状」の意味を、今一度よく考えることが大切だろう。

 

表面的に「悪いもの」と見て、その浅い判断で「治す」のは正しい行為か?

裏に隠れた生体バランスの絶妙な働きに関して、見識を深める必要がある。

 

現代人は、忙しくて「表」だけみて、余裕なく焦って判断して、痛い目にあう。

もっと、隠れた「裏」の真実を知って、もっと賢く豊かな生き方を発見したい。